ワンポイント金融情報辞典

母子福祉資金の貸し付けについて

母子福祉資金とは離婚などの理由により母子家庭となってしまった家庭に対して、経済的な自立を助けるために貸し付ける資金のことです。 現在、5万件を超える母子福祉資金の貸し付けが行われていて、その総額は200億円を超えています。 公的なセーフティーネットということもあって貸し付けは都道府県は指定都市が行い、返済の負担が軽減されるように民間の融資よりも金利がかなり低く設定されているのが特徴です。 貸し付けの条件についても以前は融資を受けるために保証人が必要となっていましたが、現在では今すぐお金を借りるには保証人がいなくても融資が受けられるようになっています。 ただし、保証人がいる場合はいない場合と比べて金利が優遇されているので、返済のことを考えるとできるだけ保証人を用意したほうが良いと言えます。 母子福祉資金は13種類の使途に対して給付が認められていて、それぞれ種類によって貸付限度や金利、措置期間、償還期間が異なります。 たとえば、生活資金については月額の貸付限度額が10万3000円で金利は3%、措置期間6ヶ月、償還期限10年以内となります。 この他、就職をするために必要となる技能を身につけるために必要となる「技能習得資金」、就職のために必要となる衣服や通勤のための自動車などの購入費用に充てるための「就職支度資金」、事業を始めるための「事業開始資金」や事業を継続するための「事業継続資金」、さらには母子家庭で扶養する児童が学校に通うために資金である「修学資金」などが支給されるので、経済的に苦しい母子家庭の方は上手に活用しましょう。